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トップページ>和家具の久遠について>伝統技法のご紹介 5.塗装
5.塗装
塗装は「久遠仕上げ」と「水屋仕上げ」の二種類があります。
どちらもオイルフィニッシュと呼ばれ、塗りと乾燥を数回行います。
基本的な工程は同じですが、最終的には全く異なる仕上がりとなります。
まず、木地調整をします。
そして、無垢材を着色して、目止め(ワイピング)を行います。目止めとは木目を立体的にひきたたせるために塗料を無垢材になじませていく工程のことです。
次にようやく下塗りです。下塗りは数回行われます。
最後に本塗り、仕上げをしてようやく塗装が完了します。
久遠仕上げは職人の中でも代表・松永四郎にしかできない仕上げです。
<オイルフィッシュについて>
オイルフィニッシュは「塗り」と「乾燥」を十数回繰り返しながら丁寧に塗り重ねていきます。
この技法は木材の自然な風合いを損なわずに無垢材を保護する優れた塗装方法で、ヨーロッパでは古くから用いられてきました。時間が経つにつれオイルが木になじみ、使い込みほどに独特の深いツヤが出てきます。
一般に市販されている木製家具のほとんどには、ウレタン塗装が施されています。ウレタン塗装は表面に膜を作ることで水分や汚れから保護しています。
この塗装は無垢材が呼吸することを妨げ、結果として家具の寿命を短くしてしまいます。
久遠の家具はオイルが浸透して無垢材を保護するので、無垢材の自然な風合いをそのまま活かし、無垢材の呼吸を助けることにより、丈夫で長持ちする家具になっています
また、仕上げに使われるオイルは100%植物性の天然オイルを使用しています。このオイルは建物にもよく使われ、ホルムアルデヒドの発散やアレルギーをおこす心配がありませんのでご安心ください。